【MiraiNet】仮想基盤移行の強力なツール「Nutanix Move」の仕組みと特徴
こんにちは!ミライコミュニケーションネットワーク 技術部です。
仮想基盤のリプレイスやクラウド移行において、仮想マシンの移行(マイグレーション)作業はインフラ担当者にとって大きな課題となります。今回は、当社の移行プロジェクトでも中核的な役割を果たしているNutanix公式ツール「Nutanix Move」の仕組みと主要な特徴についてご紹介します。
1. エージェントレス連携とダウンタイムの最小化
Nutanix Moveは仮想アプライアンスとして展開され、vCenter等のAPIと直接連携するため対象VMへのエージェント導入は不要です。VMを稼働させたままバックグラウンドで初期データと差分データ(CBT連携)を同期するため、最終的な切り替え(カットオーバー)に伴うシステム停止時間はわずか数分間に抑えられます。
2. OS設定の自動変換とドライバ注入
移行においてネックとなるOS内部の調整も自動化されています。移行先のAHV環境での起動に必須となる「VirtIO」ドライバ(ストレージおよびネットワーク)をOS領域へ自動で注入し、旧環境のVMware Toolsなども自動的に無効化してくれます。
3. MACアドレスの保持とテスト移行機能
MACアドレスの引き継ぎに対応しており、OS内の固定IP設定やMACアドレスに紐づくライセンス情報をそのまま維持できます。さらに、本番から隔離されたテスト用ネットワークを利用し、事前にOS起動やアプリケーションの動作確認を安全に行えるテスト移行機能も備えています。
今回は、手作業による煩雑な設定変更を省き、AlmaLinux等のLinux系OSやWindowsを問わず、安全かつ効率的なリプラットフォームを実現する「Nutanix Move」についてご紹介しました。
ミライコミュニケーションネットワーク 技術部では、今後も日々の運用や検証で得られた技術情報をブログで発信してまいります。次回の更新もぜひお楽しみに!
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