国際標準デジタルインボイス ペポル について

ペポルとは?

ペポル(Peppol) とは、「Pan European Public Procurement Online」のことで、請求書(インボイス)などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様になります。
グローバルな標準仕様である「Peppol(ペポル)」の普及・定着により、事業者のバックオフィス業務のデジタル完結による効率化の実現を目指しています。

ペポルの構造

ペポルは、以下の4コーナーモデルの構造となっています。

  • C1:売り手
  • C2:アクセスポイント(売り手)
  • C3:アクセスポイント(買い手)
  • C4:買い手

ペポルユーザーは、ペポルのアクセスポイントを経由してネットワークへ接続することで、ペポルネットワークに参加するすべてのユーザーとデジタルインボイスでのやり取りが可能になります。
ペポルを利用するためには専用のアクセスポイントを用意する必要があり、これを提供できるのはデジタル庁から認定されたペポルサービスプロバイダーのみです。

ミライネットはペポルサービスプロバイダーの認定企業です。

日本国内におけるペポルサービスプロバイダーとしてアクセスポイントなどを提供するためには、日本のペポル管理局であるデジタル庁による認証(国内企業向け)もしくは了承(国外で認証済みの企業向け)が必要であり、ミライコミュニケーションネットワークは認定企業として登録されています。

参照:JP PINT|デジタル庁

2023年

岐阜県DX推進コンソーシアム デジタルインボイス活用モデル推進事業 デジタルインボイス連携基盤(岐阜モデル)構築・実証事業

関連URL

岐阜県デジタルインボイス研究会

主な目的

岐阜県内の中小企業のデジタル化を推進するために「データ連携基盤(岐阜モデル)」を構築し、これを利用することによる効率化を測る実証検証

特徴

  • 受発注を共通基盤を使用してデジタル化
  • 請求書をデジタルインボイス(ペポル)を使って送信
  • 「DI-ZEDI」を使って入金し消し込みまで行う

WGまたは関係先

  • 株式会社 ミライコミュニケーションネットワーク
  • 株式会社 デリカスイト
  • 株式会社 大垣共立銀行

他3社

本実証では、以下のような結果となりました
・データ連携基盤を使用することで、商流(発注〜検収)の業務において、作業時間が72%削減された
・データ連携基盤を使用することで、金流(送着金・消込)の業務において、作業時間が38%削減された





これまでに株式会社ミライコミュニケーションネットワークが取り組んだWebEDI等の実証実験については以下をご覧ください。

Web EDI 実証実験の取り組み