
どちらのメリットも取り入れた
インフラ環境「第三の選択肢」。
仮想基盤に限らず、多くの企業がインフラの選択肢として考える「オンプレミス(自社)」や海外のメガクラウドサービスをはじめとした「パブリッククラウド」。それぞれにメリットが存在すると同時に、デメリットも考慮する必要があります。
下記のような課題を踏まえ、両者のメリットを取り入れた第三の選択肢として注目されているのが「プライベートクラウド(ハイブリッドクラウド)」というアプローチです。
主なメリット
- セキュリティや自由度の高さを重視すると、オンプレミス(自社)
- スピードや手軽さを重視すると、パブリッククラウド
主なデメリット
- オンプレミス(自社)は、自由度が高い一方で運用負荷が大きい
- パブリッククラウドは、手軽さがある一方で制約やリスクを伴う
インフラ選択肢の比較
| 項目 | オンプレ | ミライ プライベート クラウド | パブリッククラウド |
|---|---|---|---|
| セキュリティ | ◎ 自社基準で設計可能 |
◎ 社内・学内・庁舎内のことを わかっているベンダーに頼める |
△ 高度な設定が必要 インターネット公開された環境のため 注意が必要 |
| カスタマイズ/連携 | ◎ 同一ネットワーク内で管理しやすい |
◎ 自社ポリシーを適応でき、 自社ネットワークと連携できる |
△ サービス事業社ポリシーから連携や カスタマイズできないケースも |
| ネットワーク・ パフォーマンス |
◎ 自社内ローカルで安定 |
◎ 光専用線を活用すればメディコン次第 |
△ インターネット環境や経路の影響を 受けやすい |
| 導入コスト | × 初期費が高い(使うか使わないか わからないリソース分も確保するため) |
〇 20VMを目安としてある程度の規模から スモールスタートできる |
◎ 安くスモールスタートできる (ハードウェア購入が不要) |
| 運用コスト | △ 稼働不可に関係なく維持管理のための コストがかかるが、 長期利用で安価に抑えられる |
◎ 都合良いところだけ取捨選択し コストを抑えられる |
○ 従量課金のため、稼働してない 時間を抑えられる。利用容量や 稼働時間やトラフィックで増大 |
| 構築期間 | × 機器調達、在庫状況、構築期間 |
× 初期調整・専用構築に3か月ほどかかる |
◎ 短く、契約後すぐ利用可能 |
| 運用中の増強 | × 調達期間、停止時間 |
◎ 増強規模によっては即時対応、停止無し |
◎ 調達短く、停止無し |
| 外部からのアクセス | △ 追加機器が必要な場合あり |
◎ カスタマイズ可能 |
◎ 容易 そもそもインターネット上 |
| 拡張性 | △ 機器の追加が必要 |
◎ ノード単位で可能 (MRSクラウドとの連携拡張も可能) |
○ 容易 コストがかかるが、仮想上での割当のみ |
| 専門知識 | △ システムに依存、またはSIer管理 |
◎ ミライネットによるマネジメント またはSIer管理または自社管理 |
△ 必要 サービスごとに異なる知識が必要 |
| バックアップ | ○ しやすい |
◎ 別筐体、別DCなどのご提案が可能 |
△ サービス依存 |
| 法定点検 | △ UPSや非常用発電機等のファシリティ 装備次第 |
◎ 無し (有りだがDCが24時間365日稼働) |
◎ 無し |
| 災害対策 | △ 建物等に対する災害対策要求 |
◎ DC利用かつ弊社オプションを 組み合わせられる |
◎ できる(リージョン設定必要) |
| 障害対策 | ○ 可能 自身での作業になるが 迅速な対応が可能 |
○ 復旧作業はミライネットかつ、 状況把握ができる 障害ポイントは増える |
△ クラウドベンダーによる復旧作業だが 障害内容が明かされず 復旧タイミングもわからないことが多い |
| 障害切り分け | ○ 可能 自身でどこにどのような障害か 判明可能 |
◎ 把握ができる |
△ クラウドベンダーに依存 |
ミライ プライベート クラウドが実現すること
両者のメリットを取り入れたことで「どっちつかずになるのでは?」という心配は不要です。
ミライネットのプライベートクラウド(ハイブリッドクラウド)の「ミライ プライベート クラウド」は、以下を同時に実現します。
さらに、既存のオンプレ機器や他のパブリッククラウドとも柔軟に接続できる「ハブ(中心拠点)」として機能します。

パブリッククラウドのような
手軽さ
資産を持たない・月額定額制

オンプレミスの
安心感
物理占有・国内所在・自由な回線接続

ハブ(中心拠点)として機能
既存のオンプレ機器や他のパブリッククラウドとも柔軟に接続できる
よくある質問
オンプレとの比較について
オンプレと比較してトータルコストはどのように変わりますか?
初期費用(ハードウェア購入費)を大幅に抑えられるだけでなく、数年ごとのリプレイス費用、データセンター設置費、電気代、物理保守の人件費といった「目に見えにくい運用コスト」を削減できます。
月額利用料に一元化されるため、中長期的な IT 予算の計画・平準化も容易になります。物理サーバーの故障対応や老朽化対策、夜間障害の負担は減りますか?
はい、ハードウェアの管理・保守はすべて弊社(事業者)側で行います。
パーツ交換やデータセンターでの夜間復旧作業といった物理保守作業作業から完全に解放されるため、情シス部門の皆様はコア業務やDX推進に集中していただけます。セキュリティやデータの保管場所(国内DCか等)は、自社オンプレと同等に信頼できますか?
当サービスは国内の堅牢なデータセンター(高レベルの耐震・停電対策、24時間365日有人監視・高度な物理セキュリティ)で運用しています。自社単独で構築・維持する以上の安全性とBCP(事業継続計画)対策を、手軽に確保することが可能です。
またご要望に合わせて弊社DCではなく、指定DCに設置したり、御社本社事務所に設置することも可能です。既存のオンプレ環境を一気に全廃せず、段階的にクラウドへ移行(ハイブリッド構成)することは可能ですか?
はい、できます。当初はMRSクラウドを利用し、ある程度クラウド利用が溜まったら、専用プライベートクラウド化することができます。
また既存のオンプレミス環境とクラウド間を専用線やVPNで接続し、一部のシステムから順次移行する「ハイブリッド運用」に対応しています。
業務への影響やリスクを最小限に抑えながら、計画的なクラウド移行を進められます。
パブリッククラウドとの比較について
性能(パフォーマンス)の面で違いはありますか?
一部のパブリッククラウドは「マルチテナント(共有)」のため、他の利用者の負荷に影響を受けることがありますが、本サービスは「専有型レンタル」です。物理ノードを独占できるため、常に一貫した高いパフォーマンスを発揮します。
データの保管場所(リージョン)を指定できますか?
岐阜県にあるミライネットの自社データセンターまたは指定の国内データセンターで保管されます。外資系クラウドで懸念される「準拠法」や「データの海外流出」のリスクがなく、国内法に準拠したセキュアな運用が可能です。
また御社指定のDCや、御社本社事務所に設置することも可能です。パブリッククラウドでよくある「毎月の請求額が変動して予算が立てにくい」心配はありませんか?
ご安心ください。当サービスは予測可能な「月額定額制」を基本としています。
パブリッククラウドで懸念されがちな「データ転送量(エグレス費用)に応じた従量課金」や「為替変動」による突発的なコスト高騰のリスクがなく、毎月安定した運用が可能です。障害発生時や構築時の問い合わせは、日本語で手厚いサポートが受けられますか?
はい、専任のエンジニアが日本語で丁寧に対応いたします。
「回答が英文で遅い」「問題の切り分けはセルフサービス(自己責任)」といったメガクラウド特有のハードルはなく、導入相談から万が一のトラブル時の切り分けまで伴走型でサポートします。自社のセキュリティポリシーや、特殊なネットワーク構成(指定IP・専用線など)に合わせた個別カスタマイズは可能ですか?
可能です。パブリッククラウドのように「事業者の標準仕様にお客様側が合わせる」必要はありません。
お客様固有のセキュリティ要件や既存ネットワーク(個別VPN・専用線引き込み等)に合わせた柔軟な環境構築をお受けできます。